【料理研究家・プロも使ってる】ホットプレートおすすめ11選｜ブルーノ・象印も

ホットプレートはキャンプからホームパーティーまで幅広く活躍してくれる、便利なアイテムです。焼肉やたこ焼きなど、家族で囲う場には欠かせません。近年は小型の普段使い用ホットプレートも人気で、専用のホットプレート料理本を出すプロの料理研究家さんもいるほどです。

しかし、これから購入する人にとっては、どれを選んでいいかわからないとの声も多いです。どのホットプレートならプロ級の料理になるか、選ぶのもなかなか大変。そこで今回はホットプレートの選び方と共に、プロ級の料理が作れるホットプレートをご紹介します。

ホットプレートを使ってつくる美味しいレシピもご紹介するので、ぜひおすすめのホットプレートを使って美味しい料理を作ってくださいね。自分にあったホットプレートを手に入れると、料理のレパートリーが広がりますよ。

ホットプレートの美味しさを左右する要因の一つとして「加熱方式」があります。

ホットプレートの加熱方式はヒーター式・IH式・カセットガス式・赤外線式の4種類で、加熱方式によって食材の焼き上がりが異なるだけではなく、使用感も異なります。

安価なヒーター式は焼きムラが出るためあまりおすすめしません。

遠赤外線式は高価格ではありますが、表面はこんがり、中はふっくら焼き上がるので美味しさを追求したい方にはおすすめです。

ここからはホットプレートを選ぶ上で、前提知識を解説します。編集部では実際にホットプレートを購入した500名を対象に、アンケートを行いました。


単なる選び方の解説だけでなく、購入後のよくある後悔や使ってみないとわからない使用感に関する声についても触れることで、皆さんの購入前の不安を解消できるような内容にしています。

• ホットプレートの購入時に押さえておきたい必須項目
• 人によっては使用感に関わるポイント
• 優先度は低め。気になる人のみチェック推奨

上記の3部構成でどこよりも安心してホットプレートを選んでいただけますので、ぜひ最後までお付き合いください！

※すぐにおすすめ商品を見たい方は以下のボタンでスキップできます

実は、3つのポイントを意識するだけでホットプレート選びを失敗する確率がグッと下がります。

その3つのポイントとは、

①作る人数に合ったサイズを選ぶこと

②収納のしやすさを確認すること

③掃除のしやすさを確認すること

これだけです。疑問に思う部分もあるかと思いますが、これからじっくり解説しますのでご安心ください。詳細はこのあと述べますが、

【結論】

• 作る人数分が作れ、お手入れしやすく収納もできるホットプレート

最終的に【結論】のホットプレートを選ぶことができます。

あまりこだわりがない方は、ここまで絞ったら、あとは価格が安いものを選択すれば間違いありません。

それでは詳しく解説していきます。失敗しないためにも【必読】がついた見出しだけは全て目を通してください！

ホットプレートのサイズはどれくらいが丁度いいんだろう

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

プレートのサイズは家族の人数に応じて決めましょう。小さいとパーティのときに困りそうと悩む方もいると思いますが、家族と使う回数の方が多いなら問題ないです。

日常的に使っていて、「大きすぎてテーブルが狭い」となる方が困るはずですよ。

大人数のパーティで使う方がメインという方は、参加人数に近いものでいいでしょう。

以下にサイズごとに作れる人数と価格帯をまとめています。価格は機能やプレート数により前後しますので、目安程度にご活用ください。

サイズを確認する際は、消費電力（W数）も一緒に確認するのをおすすめします。サイズの大小によって必要な消費電力は異なるためです。消費電力の目安と電気代は以下の通りになります。

※ 1kWhあたりの電力量単価＝27円

※保温機能の使用は含んでいない

目安以下のものを選択すると、火力が弱く調理に時間がかかってしまいます。調理時のストレスに関わる項目になるので、ここは妥協せずに選びましょう。

以下の記事では、ホットプレートの電気代について詳細に解説しています。どうしても電気代が気にあるという方はチェックしておきましょう。

ホットプレートが思っているより大きくてしまう場所がない

なんてことになったら怖いですよね。

実は、サイズ感の不一致で後悔している方は意外に多いんです。そうならないようあらかじめ収納場所を決め、大きさを測ってから商品を選びましょう。

ホットプレートは重量がありますので、下段に収納すると出し入れが楽になります。キッチンのシンク下や食器棚の下段、クローゼットが収納場所におすすめです。

また、スタンド付きで縦置き収納できる機種もありますので、キッチンのちょっとの隙間に収納したいという方は条件に加えてみてください。

以下の記事では、ホットプレートの収納グッズや縦置きできるホットプレートを紹介しています。詳しく知りたい方は参考にしてください。

キッチンに収納場所がない場合、収納ホルダーがついたホットプレートを検討するのをおすすめします。付属品を一まとめにしてくれるので、納戸や物置など収納場所の選択肢が増えますよ。

ホットプレートは洗いものが面倒そう

と思う方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、できる限りパーツが分解できて丸洗いできるものをおすすめします。

特に、ガードが取り外せるかは必ず確認してください。画像だと左側の穴が空いてるパーツです。プレート側面にあるパーツで油で汚れやすいので、外してしっかり洗う必要があります。

併せて、プレートの素材や表面加工も要チェックです。セラミックやフッ素コーティングされている製品は焦げがつきにくく汚れが落ちやすいため、簡単に洗うことができます。

以下の記事では洗いやすいホットプレートや洗い方をまとめています。詳しく知りたい方は参考にしてください。

他に気にすべき項目があるのではないか

と不安の方もいるのではないでしょうか。

そこで、ホットプレート購入者が「もっと気にして買うべきだった」と後悔した項目を見てみましょう。

ホットプレートにはいくつもの種類のプレートが付属しており、それぞれのプレートの種類によって得意な料理が異なります。

平形はもっとも汎用性が高く、蓋付きであればさらに料理の幅が広がります。波形や穴あき型は脂を落とすので焼肉やジンギスカンに向いています。

プレートの種類と特徴、おすすめ料理を一覧にまとめたので参考にしてください。

部屋に臭いがつくのが嫌という方は、煙カット機能を条件に加えてみましょう。この機能があれば発生する煙を抑えてくれるので、料理後の臭いの不安が少なくなります。

ファンが煙を吸い込んでくれるものや、そもそも熱源が上に設置してあるものなど、メーカーによってさまざまです。口コミで効果をレビューしている方もいるので、ぜひチェックしてみてください。

以下の記事では臭いを抑えてくれるホットプレートをまとめています。詳しく知りたい方は参考にしてください。

近年、ホットプレートを選ぶ際にデザイン性を重視する方が増えつつあります。

500名に「使っているホットプレートのメーカー」をアンケート（複数選択可）をしたところ、デザイン性に定評のあるブルーノを使用している方が89名、全体の18%を占めていました。

シンプルなデザイン性で支持を集めているアイリスオーヤマも、使用している方が89名いました。

おしゃれなホットプレートがほしいという方はこの2つのメーカーから選んでみるのがおすすめです。

以下の記事では、それぞれのメーカーに特化してホットプレートを紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。

デザイン性の高いホットプレートのなかでも人気なのが、セラミックホットプレートです。食材を焼いている間も写真映えすると関心が高まっています。

おしゃれなだけではなく、セラミック製の焦げ付きにくく洗いやすい構造や、軽くて持ち運びやすいプレートも評判が高いです。おしゃれも使い勝手のよさも重視したいなら、ぜひチェックしてみてください。

ホットプレートにはスクエア型・丸型という2つの形状があります。選び方①でサイズは決めているはずなので、必然的にどちらかにはなっていると思います。

ですが、より細かく選び方をご紹介する見出しですので、形状の特徴について以下の表でまとめました。検討中の商品がどこに属していて、本当に自分に合ってるのか確認してみてください。

ホットプレートには安全機能が付いている機種があります。お子様のいる家庭はもちろんですが、そうでない方もあると安心な機能ばかりです。

以下にホットプレートに搭載されている安全機能の一例をまとめました。欲しい機能がないか確認してみてください。

下記以外にも取り揃えているメーカーが豊富にありますので、ぜひチェックしてみてください。

自宅で気軽にホットプレートの調理を楽しみたいけれど、焼肉やお好み焼きを焼くときに出る煙が気にあるという方に、無煙ロースターでの本格派調理が注目されています。

家庭用無煙ロースターの加熱式は赤外線式で、煙やにおいの発生を抑えながらグリル調理を楽しめる便利なホットプレートです。ただ、価格帯が2万円~3万円と高級な部類になります。

ですが、熱の立ち上がりが早かったり、お手入れのしやすかったりと使い勝手は素晴らしいので、ぜひ検討してみてください。

いろんな料理ができるホットプレートが欲しいなら、象印マホービンがおすすめです。焼くだけではなく、煮る作業もこなせるプレートの奥が深くなってる機種がありますよ。

おしゃれなホットプレートが欲しいなら、ブルーノが大変おすすめです。ホーロー鍋のようなデザインが特徴的で、おしゃれさやデザイン性にこだわりたい方にぴったりのメーカーです。

価格の安さ重視ならアイリスオーヤマがおすすめです。プレートが複数枚付属しているモデルは通常1万円前後のものが多いですが、アイリスオーヤマでは5000~8000円くらいの価格で購入できます。

使いやすさを重視したい方はタイガー魔法瓶がおすすめです。タイガー魔法瓶が販売しているホットプレートの最上位モデルはハードフッ素樹脂コーティングが施されており、加えてプレート・ヒーターを取り外して丸洗いも可能ですよ。

カセットガス式のホットプレートをお探しならイワタニがおすすめです。火力の強さが評判で、キャンプなどアウトドア好きな方、屋外でのBBQに使いたい方におすすめのメーカーになります。

パーティで使うホットプレートをお探しなら、パナソニックがおすすめです。パナソニックはホットメーカーは家族や友人など、大人数向けのサイズを取り揃えています。

どのメーカーから選べばいいかわからない方は、山善のホットプレートを確認するのをおすすめします。ホットプレートの種類が豊富で、一人暮らしから家族向けのものまで取り扱っていますよ。

杉山金属のように「ホットプレートの金属プレート部分のみ」を生産しているメーカーはありますが、すべてを国内で制作しているメーカーはありません。

ブルーノ・象印・アイリスオーヤマなどホットプレートを販売している主なメーカーは、中国で製造しています。以前は、パナソニックが国内でホットプレートを生産していましたが、現在では中国製造にシフトしています。

ホットプレートを使ったレシピをご紹介します。今回紹介するのは、パエリアとアクアパッツァです。お気に入りのホットプレートで、ぜひ挑戦してみてください。

材料

• エビ
• あさり
• いか
• たまねぎ
• パプリカ
• 玉ねぎ
• 鶏肉
• 米
• にんにく
• チキンブイヨン
• コショウ
• 塩
• オリーブオイル
• サフランパウダー

作り方

1. エビやあさりなどの下処理をする
2. いか・たまねぎ・パプリカなどを食べやすい大きさにカット
3. サフランを刻んで水につけて色出しをする
4. 別の水にチキンブイヨンを溶かしたら、サフラン水と合わせる
5. ホットプレートにオリーブオイルを熱して、2の材料とニンニク・鶏肉を炒める
6. ある程度具材に火が通ったら、お米を炒める
7. 調味料と3を入れて5分程度煮る
8. 高温のまま蓋をして15分、中温で10分加熱後火を止めて蒸らしたら完成。

ホットプレートなら、パエリアも熱々のまま食べられます。

材料

• 鮭
• あさり
• いか
• ミニトマト
• にんにく
• オリーブオイル
• 塩・コショウ
• 白ワイン

作り方

1. ホットプレートに油を熱して、鮭の切り身を並べて両面を焼いたら一度取り出す
2. オリーブオイルとにんにくを入れて香りが出るまで加熱する。
3. 1と残りの具材を並べて白いワインと調味料を加える。
4. 蓋をして蒸し焼きにすれば出来上がりです。

ハーブが好きな方は、タイムなどをお好みで加えても美味しくなります。見た目もおしゃれで食卓が華やかになりますね。

ホットプレートをうまく使いこなせれば、毎日の調理の幅が広がります。使い方をマスターすればとても便利な料理家電です。いままで挑戦していなかった新しい料理とも出会えるかもしれません。自分にぴったりあったホットプレートで美味しい料理を作りましょう。