一人暮らしにおすすめのホットプレート14選｜いらない？たこ焼き器としても

一人暮らしの場合、仕事や家事などで日々忙しく生活している方が多いですよね。ホットプレートを1台持っていれば、焼肉や焼きそばが手軽に作れる上、たこ焼き器になるタイプもあるので友人を自宅に招いた時にも楽しく食卓を囲めます。 

ホットプレートはファミリー世帯のものと考えていて、一人暮らしだと買っても使わなくなり、結局いらないのではないかと思う方もいますよね。しかし、ホットプレートは一人暮らしの方にとってもメリットが満載なので、1台持っておくのをおすすめします。

中には、単身世帯にぴったりのコンパクトなモデルもたくさん発売されています。この記事では、なぜ一人暮らしにホットプレートがおすすめなのか、そして一人暮らしにぴったりな商品について詳しくご紹介していくのでぜひ参考にしてください。

ホットプレートは友人や離れて暮らす家族を自宅に呼んだ時に役立ちます。お好み焼きやたこ焼き、焼肉などみんなでホットプレートを囲んで気軽に楽しめる料理が作れるので、久しぶりに会った家族や友人との会話を楽しめます。

また、ホットプレートは場所を選ばずに使えるのが便利です。コンセントでつなげればどこでも調理可能なので、食卓にホットプレートを設置すれば料理を作りながら食べられます。

食材が焼き上がり次第すぐに食べられて、またすぐに新しいものを焼けるので、会話を楽しみながら食事時間の効率化にもつながるのが嬉しいポイントです。

キッチンで食事を作り、食べる頃には料理が冷めていた経験のある方は多いです。食卓でホットプレートを使えば、調理と食事が同時にできます。そのため、焼いてすぐに温かい状態で食べられるのも魅力です。出来たての1番美味しい状態で食べられれば次々と箸が進み、さらに食事が楽しみになります。

ホットプレートは、焼肉やお好み焼きを作るためだけの道具ではありません。ホットプレートがあればレシピのレパートリーを一気に増やせるので、たとえば、以下のような料理も作れるようになります。

• 餃子
• ピザ
• グラタン
• ごはん系のレシピ（オムライスやパエリアなど）
• お菓子系のレシピ（パンケーキや蒸しパンなど）

ほかにも工夫次第でさまざまなレシピに応用できます。ホットプレートを使えば、一見難しい・時間がかかると思われがちな料理を簡単にこなせるので便利です。一人暮らしで時間のない方も、ホットプレートで作ったことのない料理にチャレンジしてみてください。

ホットプレート用のプレートにはいくつか種類があり、形状の異なるプレートが付いている場合が多いです。プレートを付け替えるだけで、たこ焼きや鍋も味わえるようになります。たとえば、たこ焼き用のプレートに付け替えればたこ焼き作りが可能です。

したがって、たこ焼き器を別途購入する必要がありません。底が深いプレートなら鍋料理も楽しめます。付属するプレートの種類はモデルごとに異なるため、作りたいものに合うプレートが付いているかチェックしましょう。

一人暮らしの方がホットプレートを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを解説します。ここではまず、プレートの形状を2種類紹介しますので、自分の使用用途に合わせて選んでみましょう。

丸型形状のプレートは、一人暮らしにおすすめのコンパクトモデルに採用されている場合が多いです。プレートの直径が20cm程度のものもあり、小さなテーブルでも、食器や食材を置く場所の確保ができます。

また、丸型のプレートはヒーターがバランスよく配置されたモデルが多いです。そのため、のちに紹介するスクエア型よりも均一に熱が伝わって焼きムラが出にくいメリットもあります。

最低限の大きさで、一人暮らしで自炊するために使う方には丸型がおすすめです。価格も比較的安いので、気軽に購入しやすいのも一人暮らしには嬉しいポイントです。

プレートが四角形のスクエア型モデルは、調理するスペースが広いのが特徴です。2つ以上の料理を同時に作れるため、時短の効果が期待できます。幅が30cmほどの小さなモデルは一人暮らしの方におすすめです。

コンパクトモデルでも、丸型と比較してプレートがより幅広いため、一人の時だけでなく、自宅に家族や友人を呼んで食事する時にもホットプレートを使用したいと考えている方におすすめです。

ヒーター式は内部の電熱線に電気を通してヒーターを加熱する仕組みです。コンセントにプラグを挿して電源を入れるだけで準備が完了し、温度調節も簡単にできます。4種類の中で圧倒的に豊富なラインナップが揃い、5,000円以下の安価なモデルも多いです。

一方、予熱にやや時間がかかるのがデメリットです。また、プレート全体に同じ熱が行き渡らず、焼きムラが出る場合もあります。この点をふまえると、いろんな機種から選びたい方や、一人暮らし用にとにかく安いモデルの購入を考えている人におすすめの加熱方式と言えます。

IH式は磁力で熱を起こしてプレートを加熱するタイプです。ヒーター式に比べて消費電力が少なく余熱に時間がかかりません。プレート全体が均一に温まるので焼きムラが出にくいのもメリットなので、ヒーター式のデメリットをカバーしている加熱方式です。

ホットプレートとしての使用方法のほかに、IHに対応した調理器具の加熱も可能です。そのため、IHクッキングヒーターとして鍋やフライパンを使った料理もできます。ただし、本体価格は高めで1万円を超えるモデルがほとんどです。

少し価格が高くても、電気代の節約や調理時間の短縮、そして均一な火の通りを重視して選びたい方にはIH式がおすすめです。

カセットガス式はガスボンベからエネルギーを供給して火を起こし、直火でプレートを加熱します。コードレスで使用でき屋外でも使いやすいため、キャンプなどのアウトドアにおすすめのホットプレートです。

火力の強さが魅力ですが、ガスが切れると加熱できなくなります。ガスボンベの燃焼時間を確認して使いましょう。カセットガス式は自宅だけではなく、アウトドアをする機会が多い方が1台持っておくと、使う場所の幅が広がっておすすめです。

赤外線式は、赤外線を発生させる特殊なヒーターを搭載したホットプレートです。余熱にかかる時間が短いので起動してから少ない待ち時間で調理を開始でき、食材にも熱が素早く伝わります。

上部にヒーターが付いているタイプは煙が少ないのが魅力です。一人暮らしの狭い部屋で使用しても煙によるにおいを抑えられるので、室内でも安心して使えます。ホットプレートの加熱方式としては特殊なタイプなので、料理にこだわりたい方にはおすすめです。

凹凸のない平面プレートは最も幅広い料理に使えます。ホットプレートの基本として、大半のモデルに付属しているプレートです。お好み焼きなどの焼き料理や炒め物作りに最適です。さらに、ホットケーキやクレープなどのデザートも作れます。

一人暮らしでそんなに特殊なプレートまで買い揃える気はない方でも、基本の平面プレートだけ持っていれば、食事からデザートまで幅広い料理を作れます。

波型プレートを使うと、平面プレートよりも焼肉をおいしく食べられます。なぜなら油が落ちるからです。溝の部分に余分な肉の油が落ちる構造になっているため、肉の脂っこさを落としつつヘルシーに焼肉を楽しめておすすめです。

また、波型の表面によって周囲への油のはねも抑えられたり、プレートに肉がくっついてしまうのを防ぎ、きれいな焼き目をつけられるので、ホットプレートでの焼肉を考えている方は波型のプレートがついたものを購入しましょう。

たこ焼き用プレートはたこ焼きを作るためのプレートですが、実はたこ焼き以外のレシピにも使えます。アヒージョやシュウマイなど、小さなものの調理に幅広く活用できるプレートなので、ホットプレートを使ってさまざまな料理にチャレンジしたい人におすすめです。

たこ焼き器とは違い、たこ焼き用プレートには取り外して洗えるメリットもあります。たこ焼き器を使うよりもお手入れが楽なので、気軽に持ち出して使えます。

深鍋は、鍋のような形状で煮る料理に対応できるので、自宅で1人鍋を楽しみたい方におすすめです。もちろん鍋だけではなく、カレーやポトフなどの煮込み料理にも使えるので、ホットプレートの可能性を広げてくれます。

また、深鍋タイプのプレートは、底が平らになっている場合が多いです。やや使いにくさを感じる場合もありますが、平面プレートの代用としての役割も果たすので、焼き料理や炒め料理も作れます。

用途に合わせて温度調節したい場合は、段階で調節できる商品を選びましょう。ただし、電源をオン・オフするスイッチのみの商品より高価である場合が多いです。予算や予定している使用用途に合わせて選んでください。

ホットプレートを使った時に出るにおいは、使用時に出る煙の量を抑えれば多少軽減させられます。ヒーターが上部にあるタイプは、通常よりも煙の排出を抑えてくれます。また吸煙グリルを選べば、加熱しながら常に煙を吸ってくれるので、においも気になりにくくおすすめです。

また、焼肉をするならプレートに穴が開いたモデルが適しています。プレートに穴が開いていればプレートの下の受け皿に油が落ちて、煙が出にくくなるためです。肉の焼いたにおいを抑えたいなら、受け皿付きのモデルも検討してみましょう。

プレートのほかに蓋が付属したホットプレートがあります。食材にゴミが入るのを防ぎ時間をかけてじっくり加熱したい方は、鍋付きのモデルを選びましょう。また、蓋があれば蒸し料理のレシピにも対応できます。鍋は蓋がなくても調理できますが、蓋を使えば食材全体に熱が通りやすくなるのでおすすめです。

ホットプレートを使った後は、油や焦げがこびりつかないようにお手入れが必要です。プレートが取り外しできるタイプなら、キッチンで丸洗いできます。また、表面にフッ素加工が施されたプレートは汚れが落ちやすいのでおすすめです。

さらに、ホットプレートの収納場所にも気を遣いましょう。一人暮らし向きのモデルはコンパクトですが、ある程度の大きさがあります。立てた状態で収納できるモデルはあまり場所を取らないので、スペースが限られている方におすすめです。

ホットプレートは高温になるので、やけどのリスクがあります。特に、小さな子どもがいる家庭では、子どもがプレートに触れてケガをしないようにしましょう。プレートの周囲にガードが付いているモデルならやけどを防げます。

また、電源コードと本体をマグネットで接着するタイプが安全です。コードに脚を引っかけた時には本体からコードが外れます。本体がコードに引っ張られて、テーブルから落下するのを防げるのでおすすめです。

インテリア性を重視する場合や、プレゼント用に購入する場合はデザインにこだわるのがおすすめです。安価でもカラーバリエーションが多いものやインテリア性の高いものも販売されています。

特に人気なのは、ブルーノの商品です。プレゼントにもよく選ばれるものですので、ぜひチェックしてください。

ブルーノ（BRUNO）は1995年創業の日本メーカーです。キッチン家電やインテリア用品など、ライフスタイル全般に関わる製品を幅広く取り扱っています。ブルーノ製品の最大の特徴は、シンプルでおしゃれなデザイン。スタイリッシュでデザイン性の高い調理家電は、キッチンに置いておくだけでテンションが上がります。

ブルーノのホットプレートは赤や白など他にない豊富なカラーバリエーションなので、お部屋の雰囲気や他の家電に合わせて選べます。また、コンパクトサイズの製品も充実しているので、一人暮らしの方にぴったりです。

お手頃価格の家具を多く取り扱うニトリも人気メーカーのひとつ。ニトリからは「ミニホットプレート」として、一人暮らし用のホットプレートが発売されています。「ミニ」の名前通り、コンパクトなサイズ感で収納場所に困りません。

ニトリ製品の最大の魅力は、価格が安いこと。ミニホットプレートも1,490円と破格のお値段です。また、同じミニサイズのホットプレートでたこ焼き機がセットになっているものもあり、こちらも2,990円とお財布に優しい価格設定です。

無印良品のホットプレートも、一人暮らしの方に人気です。無印良品の深型ホットプレートはグリルプレートが深めに設計してあるので、炒める・焼く・煮る・茹でるなどこれ1台でさまざまな調理が可能な優れもの。無印良品らしい、シンプルであたたかみのあるデザインもポイントです。

水筒などのステンレスボトルで有名な象印マホービン（ZOJIRUSHI）は、暮らしに寄り添った「日常生活発想」がテーマの企業。ステンレスボトルだけでなく、炊飯器などの調理家電も充実したラインナップで取り揃えています。

象印マホービンのホットプレートの最大の特徴は、プレートの種類の豊富さです。プレートの種類が異なるいろいろなモデルの製品を取り扱っているので、用途や作りたいものに適したプレートを搭載しているモデルを選びましょう。

山善（YAMAZEN）は、1947年創業の家電製品を扱う国内の大手メーカーです。機械事業、機工事業、住建事業、家庭機器事業とさまざまな分野でグローバルにビジネスを展開しています。

山善の家電は、生活に密着した使い勝手のいいものが多いのがポイント。中でも、ホットプレートは一人暮らし用のコンパクトなものから大人数用の大型モデルまで幅広い種類を取り扱っているため、自分に合ったものを選べます。

アイリスオーヤマのホットプレートは、豊富なラインナップです。中でも左右別々のプレートで同時に調理できるホットプレートは人気です。片方はたこ焼き、もう片方は焼きそばなど違った種類のプレートでも、同時に調理ができます。

一人暮らしでも使いやすいコンパクトサイズもあり、料理のレパートリーが広がります。折り畳んで収納できるため、収納スペースが少ない一人暮らしに便利です。

ホットプレートを使って部屋に匂いがついてしまった時のために、におい対策の方法を覚えておきましょう。焼肉をしている間は、窓を開けて換気すれば匂いがつきにくくなります。煙が出てきたら氷を使い、煙を少なくするのも効果的です。

また、フライパンでお茶の葉を煎ると、お茶の成分で消臭効果が得られます。ハッカ油をコットンなどにたらし、部屋に置くのもおすすめです。スプレーボトルにハッカ油を混ぜた水を入れ、カーテンなどに吹きかける方法もあります。

もし、ホットプレートの買い替えを考えているなら、あらかじめ匂いや煙が出にくいホットプレートにするのがおすすめです。調理後の手間が省けて楽です。匂いや煙が出にくいホットプレートについては、下記の記事を参考にしてください。

ホットプレートで作れる料理は、焼きそばやたこ焼きだけではありません。たとえば、今流行りのチーズタッカルビやパエリア・ガレット・アヒージョなど、おしゃれなメニューも簡単に作れます。

今回は、アヒージョのレシピをご紹介します。簡単に美味しく作れますので、ぜひ参考にしてください。

【たこ焼きプレートで作るエビとトマトのアヒージョ】

【材料】（2プレート分）

• オリーブオイル　200cc
• ニンニク　2かけ
• ベーコン　40g
• アンチョビペースト　14g
• ミニトマト　8個
• マッシュルーム　8個
• ブロッコリー　1/3個
• ホタテ　4個
• えび　8尾
• ジャガイモ（小）　4個

【作り方】

1. ミニトマトは洗ってヘタを取り、マッシュルームは石づきを落とす
2. ブロッコリーは洗って小房に分けておく
3. ホタテを食べやすい大きさに切り、えびは殻を剥いて背わたをとっておく
4. ジャガイモは半分に切り、下茹でしておく
5. ニンニクはみじん切りしておく
6. ボウルにオリーブオイルと5のニンニク、ベーコン、アンチョビペーストを入れて混ぜる
7. たこ焼きプレートに7を入れ、香りが出るまで温める
8. 香りが出てきたら1~4の具材を入れ、加熱する
9. 具材に火が通ったら完成！

自宅にホットプレートがあると、食事の楽しみ方が広がります。最適なホットプレートを見つけるには、商品選びのチェックポイントを把握しなければなりません。自分のニーズに合ったモデルを選んで、楽しく豊かな食生活を実現させましょう。