【2024最新】蓋付きホットプレートおすすめ10選｜選び方やアイデアレシピも紹介

ホットプレートを購入するとき、意外に迷うのが「蓋付きにするか蓋なしにするか」という点ではないでしょうか。「蓋がないほうがコンパクトに収納できる」「蓋の使い道が分からない」と感じている方も多いと思います。

しかし、蓋付きホットプレートは使い勝手や用途の幅に大きく貢献してくれるアイテムなのです。ホットプレートでの調理は焼きそばやお好み焼きといったメニューが定番ですが、蓋付きホットプレートを使えばパエリアや餃子、蒸し料理も簡単に作ることができます。

メニューの幅が広がれば食卓で活躍する機会も増え、ホットプレートを買ってよかったと思えるはず。そこで今回は、そんな蓋付きホットプレートの魅力や選び方、おすすめ商品や蓋付きホットプレートを利用したアレンジレシピまで詳しくご紹介します。

蓋付きホットプレートの魅力は、何といってもメニュー幅の広さとグリル調理の際の油跳ねを防げることです。ここでは、蓋付きホットプレートの魅力についてもう少し掘り下げて解説します。

フライパン調理と同じように、ホットプレートに蓋があることで「蒸す」「煮る」「炊く」の調理方法が可能になります。深さがあまりないホットプレートでも蓋さえあれば同様の調理ができ、シュウマイや蒸し野菜などの蒸し料理をはじめ、蒸し焼きにするとジューシーに仕上がる餃子など、メニューの幅は格段に広がります。

また、少し深さのあるプレートを使えばパエリアや鍋物など、ホットプレートで作ったとは思えない手間のかかるメニューも、温度設定1つで失敗なく作れます。

お肉や水分のある野菜を焼いたときに気になるのが油跳ねですよね。パチッ、ジューという豪快な音とともに飛んでくる油は、周りを汚すだけでなくやけどの恐れもあり注意したいところです。そのようなときに活躍するのがホットプレートの蓋です。

表面をパリッと焼きたいときには蓋を外さなければなりませんが、中までしっかり火を通したいときやジューシーに焼き上げたいときは蓋をすると油跳ねを気にせず美味しく仕上げられます。

ここでは一般的なホットプレートの選び方について、形状・加熱方法・お手入れの観点から見ていきます。商品選びの際の参考にしてみてくださいね。

ホットプレートには円形タイプとスクエアタイプのものがあります。ここでは、それぞれの特徴についてメリットやデメリットを含めてご紹介します。

円形タイプのホットプレートは比較的小型の商品に多く、家族で食卓を囲む際にテーブルに置いても、圧迫感なく使用できます。また、スクエアタイプに比べると焼きムラが出にくいのも特徴の1つです。最近では、深型のプレートが付属する商品もあり、深型のものは鍋物を作る際に活躍します。

スクエアタイプは焼ける面積が広いため大人数での使用も可能なのが特徴です。一般的には、プレートの横幅が20～30cmのものは3人以下、40cm以上のものは4～5人で使用するのに適していると言われています。小型のものから大型のものまで幅広いサイズ展開があるので、使用人数に合わせて選んでみてください。

ホットプレートの加熱方式には、ヒーター方式・赤外線方式・カセットガス式の3種類があります。ここでは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

ヒーター方式はホットプレートの加熱方法の中で最も主流なタイプで、電気でヒーターを熱してプレートに熱を伝えます。比較的安く、商品数も多いので、予算を抑えたい方や豊富なラインナップから商品を選びたい方におすすめの加熱方法です。

ただし、ヒーターの配置によって焼きムラが出やすいので、できるだけヒーターの密度が高いホットプレートを選ぶと良いでしょう。また、予熱にも時間がかかるため、調理前に電源を入れておくことをおすすめします。

IH式のホットプレートは磁力でプレートを発熱させて調理をします。本体価格は高くなりますが、省エネ性能に優れ、電気代が安く済む商品が多いため、頻繁に使う方に特におすすめの加熱方式です。細かな温度調節が可能なモデルも販売されており、使い勝手の良さも魅力の1つです。

また、予熱に時間がかからないため、電源を入れてすぐに調理できます。ただし、商品数が少ないため、自分に合ったものを見つけにくいかもしれません。

カセットガス式のホットプレートは、カセットコンロの上に専用プレートが付属しているようなイメージで考えると分かりやすいでしょう。コードレスで場所を問わず使用できるため、屋外での使用に向いています。

商品数は少ないですが、火力が強く食材に火が通りやすい点や商品によってはカセットコンロとしても使用できることなどから一定の人気を誇っています。使用の際は、連続燃焼時間を確認してガス切れに注意しましょう。

焼き肉や焼きそばなどを調理するホットプレートは、どうしても油跳ねや焦げ付きで汚れやすいので、お手入れのしやすさは使い勝手を決める重要なポイントとなります。プレートをはじめ、パーツが細かく分解でき水洗いできるものはお手入れしやすくおすすめです。

また、プレートの表面にフッ素樹脂加工が施されているものは、汚れが落としやすくなります。商品選びの際は表面加工にも注目してみてください。

ここでは、蓋付きホットプレートだからこそできるアイデアレシピをご紹介します。特別な材料は不要で簡単に作れるレシピばかりですので、ぜひ試してみてください。

素材の旨味を存分に楽しめる蒸ししゃぶもホットプレートを使えば簡単に作れます。さっぱりといただけるポン酢ベースのたれで、お肉も野菜もたくさん食べられます。体を温めたい寒い時期や食欲のない時にいかがでしょうか。

まずは、白菜やもやし、エノキ、ブロッコリーの下ごしらえを済ませ、ホットプレートを中火で熱します。そこに白菜、もやしを広げ、残りの野菜と豚バラ肉をのせます。水100mlを回しかけて7～8分加熱したら完成です。

大根おろし1/2カップ、ポン酢しょうゆ大さじ4、醤油大さじ3を混ぜたたれをかけてお召し上がりください。お好みでたれに一味唐辛子を入れても美味しいです。

石焼きビビンバは専用の石釜がないと作れないと思っていませんか？ホットプレートを使えばお焦げまで美味しく作ることができます。

まずは合わせ調味料を作りましょう。ボウルにごま油大さじ1、白ごま小さじ2、塩と顆粒チキンスープの素少々を入れ、よく混ぜます。これを茹でたもやしに半量、茹でたほうれん草にもう半量を入れ和えます。

次に、合いびき肉200gに酒大さじ1、醤油大さじ2、砂糖小さじ2、みりんとコチュジャン各小さじ1を混ぜ、フライパンで炒めます。ホットプレートにごま油を熱し、ごはん、もやし、ほうれん草、ひき肉をのせて蓋をし、焼き色をつけます。最後に卵黄を割り入れ、混ぜながら食べてくださいね。

ホットプレートで蒸し焼きにすることでしっとり仕上がるブラウニー。たくさん作れるので、冷凍保存しておいてもいいですね。前準備としてクッキングシートを15×20cmに折って型を作っておきましょう。

くるみ20gは焼き色がつくまで炒ります。薄力粉50g、ココアパウダー25g、ベーキングパウダー小さじ半分を合わせて振るっておきます。チョコレート100gと無塩バター50gを湯煎で溶かします。

ボウルに卵1個と砂糖50gを入れ、白っぽくなるまで混ぜます。溶かしたチョコレートにこれと振るった粉類、生クリーム50mlを加え、均一に混ぜます。型に流し込んでくるみをのせます。ホットプレートにのせ、温度を150℃に設定し、蓋をして15分焼いたら完成です。

メニューの幅も広がり、油跳ねによるやけども防げる蓋付きホットプレートは、一家に一台あるとみんなで食べる食事がより楽しいものになります。ホットプレートの購入を検討している方で蓋付きか蓋なしかで迷っている方は、ぜひ記事の内容を参考に商品を検討してください。