洗えるたこ焼き器おすすめランキング8選｜洗いやすい工夫・焦げ付きの洗い方も解説

たこ焼き器を1台持っておけば、たこ焼きはもちろん、そのほかにもアヒージョやミニドーナツなど、さまざな料理やお菓子を楽しむことができます。しかし、たこ焼き器は使用した後洗うのが面倒、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そんな不安を解消してくれるのが「洗えるたこ焼き器」です。たこ焼き器には水や食器用洗剤を使って丸洗いできるものと、水は使えずに拭き取りでしか手入れできないものがあります。水洗いできるタイプであれば錆びにくく、焦げ付きの防止にもなるので衛生面的です。

そこで今回は、洗えるたこ焼き器にはどのようなものがあるのか、さらにたこ焼き器の洗い方や頑固な焦げ付きの落とし方についてもご紹介します。たこ焼き器を頻繁に使う方や、長く使い続けたいという方はぜひ参考にしてください。

価格の安いたこ焼き器の中には、本体とプレートが一体になっているタイプがあります。このタイプの場合は水洗いすると感電や故障の恐れがあるため、手入れはキッチンペーパーなどで拭き取るだけで水洗いすることはできません。

一方で、本体からプレートを取り外せる着脱式であれば、外したプレートを丸洗いすることができます。プレートにはフッ素樹脂加工されているものが多いので、加工を剥がさないよう固いスポンジ・タワシは使わずに洗うことで簡単に汚れを落とすことができます。

着脱式のたこ焼き器はプレートを取り外せるので、丸洗いOKです。

1. 電気タイプの場合は必ずコンセントを抜いておく。
2. キッチンペーパーを水で濡らしよく絞ったら、箸でつまみプレートの表面を拭き取る。飛び散った食材や油などは、温かいうちに拭いておくと楽。
3. プレートが冷めたら本体から取り外す。
4. 柔らかいスポンジに食器用洗剤を含ませて洗い、水でよくすすぐ。
5. 洗い終わったら水気を拭き取り、乾燥させてからしまう。

• 必ず電源を落としてから掃除を始めてください。

→電源をつけたまま本体が水に触れると感電の恐れがあるため。

• 金属製のヘラ・金属タワシの使用を控えて、柔らかいスポンジで洗ってください。

→プレートにはフッ素加工が施されている場合があり、ゴシゴシするとプレート表面を傷付ける恐れがある。

• 本体は丸洗い出来ないので注意してください。

→水洗いできるのは取り外したプレートだけです。

プレートが本体から取り外せない一体型の場合は、本体が水に触れると危険なので水洗いできません。

1. 水を含ませ十分に絞ったふきんで汚れを拭き取るだけ。
2. ベタベタした油汚れが付着していたら、キッチンペーパーやふきんに食器用洗剤を含ませ拭く。

着脱式のほかに、水洗い可能なたこ焼き器は鉄製モデルです。

鉄板タイプのたこ焼き器は、通常の電気式のように加熱部が通っておらず、カセットコンロやガステーブル、IH調理器などの上に直接乗せて使います。特に南部鉄器で作られた鉄板は「焦げにくい」「冷めづらい」というメリットがあり、人気が高いです。

鉄製のたこ焼き器は電気やガスが通っていないので丸洗い可能ですが、錆びや焦げ付きを防ぐため、食器用洗剤は使用せずに水だけで洗います。この理由については後述で詳しく解説します。

1. 調理後まだ鉄板プレートが熱いうちに、スポンジで軽く水洗いする。(洗剤NG)
2. 鉄板プレートが冷めてしまった場合は40～50℃のお湯で洗うと油汚れも落とせる。
3. 水洗いが済んだら空焚きして水分をしっかり飛ばす。
4. 仕上げに調理油を軽く引いてなじませておく。

• 鉄製の鉄板プレートを洗う時は、食器用洗剤は使用せずに水洗いする。

→鉄板プレートの表面には油膜があり、錆び付きや焦げ付きを防ぐ効果を持っています。食器用洗剤で洗ってしまうとしまうと、油膜が流されてしまうので注意が必要です。

• 水洗いが済んだあとは必ず空焚きして完全に乾かす。

→鉄製は錆びやすいため、乾いていないまましまうとサビついてします。

• 仕上げに馴染ませる油に決まりはありませんが、塩分を含んでいないオリーブオイルやサラダ油がおすすめ。

プレート着脱式の場合は、プレートにセラミック加工やフッ素加工が施されているものを選ぶのがおすすめです。さっと拭き取るだけで汚れが簡単に落ちるので、お手入れが楽なのが何よりものメリットです。

たこ焼きを焼くときにも生地がこびりつきにくいので、綺麗な形のたこ焼きを作ることができるのも嬉しいポイントです。

着脱式の中には、はめ込んだプレートを簡単に取り外せる窪みが付いているものであります。これがあればスムーズにプレートを取り外して洗うことができます。プレートは意外と重く、指で引っ掛けて引っ張るのは大変なので、くぼみがあると便利です。

また、鉄板タイプに取っ手がついていると、洗うときに汚れた部分を手で持つ必要がありません。また、火にかけている途中で取手を持って動かすことができる点は、調理中のメリットとも言えるでしょう。たこ焼きが出来上がったら、素手で取っ手をつかみそのままテーブルへ運べます。

たこ焼き器のプレートは洗いにくい形状をしているため、シンクにちょうど収まるサイズのプレートであれば洗いやすいです。シンクに収まらないサイズだと、油汚れと混ざった水がシンク外に飛び散る恐れがあります。

また洗い物を後回しにしたい時は、つけ置きしておくこともできます。

たこ焼き器を何度も使用しているうちに、表面のフッ素加工が剥がれて焦げ付きやすくなってしまうことがあります。そんなしつこい焦げ付きの取り方にもコツがあります。

着脱式と鉄製では方法が異なるので、それぞれの掃除方法についてご紹介していきます。鉄製は特殊な薬品などを使用できないため、着脱式よりも焦げ付きを取るのに手間がかかります。

着脱式の焦げ付きを落とすには、油汚れ用の洗剤やスプレーが効果的です。

使い方は簡単で、焦げ付きが気になる部分に洗剤・スプレーを散布し放置するだけです。焦げ付きが取れたら水で洗い流して完了です。力を入れてゴシゴシとこする必要がないので、手間も時間も省くことができます。

また油汚れ用の洗剤やスプレーは、フライパン・オーブンなどにもそのまま使用できるものが多いです。1つ持っておけばあらゆる場面で重宝します。

鉄板プレートは洗剤や重曹を使用することができません。そのため頑固な焦げ付きがある時は、鉄板プレートに水を注ぎ強火で加熱する方法を取ります。水は蒸発していきますが、そのまま強火で加熱を続けます。

沸騰してくると焦げ付きの薄い部分がヒビが入るので、ヒビが多くなってきたら拭き取っていきます。すべての焦げ付きを拭き取れたら火を止め、水洗いをしてください。サビ防止のためしっかりと乾かすことを忘れないでください。

たこ焼きを回転させるピックは、先がしっかりとがっていて扱いやすい金属製が定番です。しかしたこ焼き器を傷付けずに長持ちさせたいのなら、樹脂製のピックが最適です。樹脂製というとシリコンのような、柔らかい素材というイメージを持っている方もいるでしょう。

しかし樹脂製のピックはしっかりとした硬さがあり、たこ焼きを刺しても曲がることはありません。金属製よりも安全に使える素材なので、小さなお子様でも安心して使用できます。

たこ焼き器に生地を流し込む前には油を引きますが、その方法はさまざまです。直接油をかけたり、キッチンペーパーを丸めて染み込ませたりといった方法もよく使われています。しかし、たこ焼き器をより長持ちさせたい場合は専用の刷毛がおすすめですl。

専用の刷毛を使えば、全体にムラなく油を塗ることができます。これにより焦げ付きの発生を抑えることができ、また力を入れて洗う必要もないため、プレートが劣化しにくくなります。

フライパンや鍋に比べると、たこ焼き器は使用頻度が少ないです。そのため久しぶりに使おうと引っ張り出してきたら錆びていた、ということになりかねません。たこ焼き器は水分が残っていると錆びやすいですが、使わずにいることでも錆びてしまいます。

たこ焼き器をより長持ちさせるには、適度に使い続けることも重要です。たこ焼き器ではシュウマイやひとくちカステラといった料理も作れるので、ぜひ使う機会を増やしてみてください。

洗えるたこ焼き器の手入れを正しく行えば、より長く使い続けることができます。またそれを継続することで、いつでも美味しい料理を提供できます。洗えるたこ焼き器をうまく活用してレパートリーを増やすなど、食べるだけでなく作る楽しさも味わってみてください。

以下の記事では「コスパ最強の安いたこ焼き器」について詳しくご紹介しています。2,000円から購入できるおすすめ商品もあるのでぜひ参考にしてください。