ホットプレートのおすすめメーカー紹介＆おすすめ16選｜タイガー・象印も

ホットプレートを購入しようと思ってもあまりに多くの製品があるので、何を基準にどの商品を選んだらいいかとお悩みではありませんか？自分の希望条件は分かっていても、見つけ出す手間がかかるのが難しいところです。

そんな方は、メーカーごとに特徴や傾向を把握すると、目的のホットプレートを探しやすくなります。象印・タイガー・パナソニック・アイリスオーヤマなど多種多様なメーカーのポイントを押さえて、効率よく目的の商品を見つけましょう。

今回はホットプレートのメーカーを知りたい方のために、人気のある代表的なメーカーの特徴や商品を紹介します。人気のYouTuberが使うホットプレートについても機種を紹介しているので、ぜひ最後まで読んで役立ててください。

最近のホットプレートはプレートの種類が豊富です。多くのホットプレートで平型・波型・油落としの穴あき型・たこ焼き器が付属しており、用途によってプレートを差し替える使い方がされています。

1台のホットプレートで多様な調理ができる、オールインワンのキッチン家電として使われているのが特徴です。さらに、鍋物のような煮込み料理ができる深型プレートが増えており、これまでホットプレートではできなかったすき焼きや水炊きなども卓上で簡単に調理できるようになっています。

また、インスタ映えするカラフルでおしゃれな色やデザインが増えており、普段使いだけではなくギフトとしても人気が高いのもポイントです。

象印の人気シリーズ「やきやき」は、プレートの種類や組み合わせ方が豊富です。定番の平型・穴あき焼き肉・たこ焼きに加えて、ハーフプレートが2種類あり、焼き肉と鉄板焼きを半々で調理できます。

さらに、「やきやき」はプレート数を絞った深型・ワイドプレートタイプもあり、プレートの種類がそれほど必要ない方にも選びやすいのもポイントです。深型もワイドも1枚のプレートで多様な調理が可能で、収納もコンパクトなのもメリットといえます。

また、すべてのプレートが遠赤外線プレートとなっており、食材の美味しさを閉じ込めて旨みをアップさせる効果もあるのが特徴です。「やきやき」は、食べる人の好みや料理に合わせて、好きな製品を選べるシリーズですが、プレート数が多いと収納に手間取るといった声が見られます。

タイガーの人気商品「これ一台」は、象印ほどプレート数は多くありませんがプレートの品質にこだわっているのが特徴です。「アルミ」と「ハードフッ素樹脂」の間に「硬質セラミックス配合のプライマー」を挟むことで、表面のフッ素加工の耐久性を高めています。

もう1つのプレートの特徴は、波型と穴あきが1つになっており、肉の油落としの機能が1枚に凝縮されていることです。平面・たこ焼きと合わせて、すっきりと3枚になっているので収納の際も場所を取らずコンパクトサイズになります。「これ一台」は、少ないプレートで多様な食材を調理したい方に向くホットプレートです。

パナソニックで注目されているのが、新しい「IHデイリーホットプレート」です。セラミックのプレート上で、電磁調理ができて食材も直接焼ける2way方式が大きな特徴になります。

ホットプレートが普通のIH調理器としても使えるのは画期的な商品で、これまでの料理スタイルを変えられるほどです。ダイニングテーブルに1日中置いて、朝はやかんで湯を沸かしIHフライパンでは卵料理を、昼夜はホットプレートで肉料理や魚料理を調理できます。

ダイニングテーブルと調理台をが1つになることで、家族と楽しみながら美味しい料理を作りたい方におすすめです。家族が自宅で食事をする機会が増えるとママの負担が増えますが、パナソニックの「IHデイリーホットプレート」なら準備も後片付けも楽におこなえます。

山善のホットプレートは、リーズナブルで頑丈なことが大きな特徴です。1人用のホットプレートは1,200円と低価格です。温度調節機能はありませんが、サーモスタットが付いており、熱しすぎによる故障や火災の危険を防ぎ、安くても最低限の安全機能はあるため安心して使えます。

また、減煙焼き肉ホットプレート・たこ焼き用スリムプレートなど、料理内容を絞った製品が特徴で、不必要なプレートや機能がないスッキリした商品がいい方におすすめです。オールインワンタイプもあり、平型・波型・穴あき・たこ焼きとすべてのプレートが揃う商品も見られます。

山善のホットプレートは、価格を抑えてシンプルな機能やデザインになっており、コスパの高いホットプレートを探している方にもおすすめです。

アイリスオーヤマのキッチン家電は、省スペースにも収まりやすいコンパクトサイズであることが特徴です。ホットプレートも邪魔にならない大きさがいい方におすすめで、少人数から家族世帯まで1通りのホットプレートが見られます。価格帯が比較的安いので、コスパがいい商品が多いのも特徴です。

小型のプレートを2つ組み合わせた2面のホットプレートが人気で、焼き肉とたこ焼きなど2種類の調理を1度で済むため時短になります。これまでにないアイデア商品であり、片付けも折りたたむだけと簡単で、家具の隙間に立てかける場所を取らない収納が可能です。

また、女子会におすすめのおしゃれなデザイン、IHホットプレート「ricopa（リコパ）」も魅力があります。IHのホットプレートはパンケーキやクレープもきれいに焼けるので、ティータイムにもってこいです。コンパクトで女子力の高いホットプレートを探している方はチェックしましょう。

カラフルなおしゃれなホットプレートといえばブルーノです。機能も新しく、直火にかけられる深型鍋などこれまでのホットプレートにはない使い方ができるものが見られます。機能とデザインが融合したホットプレートをお探しの方は、ブルーノがおすすめです。

ダイニングテーブルに置いても邪魔にならないサイズとインテリアになる素敵なデザインで、結婚祝いとして人気の高いホットプレートとしても知られています。人気の北欧家具とも相性がよく、シンプルなレトロ家電とも自然になじみ、食卓のオブジェとしても映えるホットプレートです。

カセットガスコンロやポータブルガスストーブでおなじみのイワタニは、ガスのホットプレートが見つかります。プレートとガスコンロが一体化したような形で、珍しい直火のホットプレートです。

ガスのホットプレートは、電気にない高火力で表面にしっかり焦げ目をつけたい場合に重宝します。厚い肉やお好み焼きなどの表面をパリっと焼き、後に弱火でじっくり火を通す調理に向いているタイプです。

煙を出さずに肉を焼ける「やきまる」もイワタニの商品で、脂を炎に落とさない仕組みなので、家庭のリビングやダイニングでもスモークレスで美味しい直火の調理ができます。

最近話題の料理系youtuberが使っているホットプレートはどのメーカーなのでしょうか。ちょっと気になりますよね。簡単に表でまとめたのでご覧ください。

※敬称略

どのyoutuberも最近のホットプレートを使って、多人数の焼き物料理を手早く調理しています。国産の代表的なメーカーを使っているので、みなさんも同じ製品を購入して同じ料理に挑戦しましょう。

象印とタイガーは、どちらもトップメーカーらしく一定以上の品質で料理の仕上がりに不満を覚える人は少ないようです。製品のクオリティで差が出るとすれば、それはメーカーの差ではなく商品の価格差によるところといえます。どちらもメーカーの信頼と実績はあるので、後は使い勝手や機能が用途に合っているかを見極めてください。

象印もタイガーも商品による違いはあるものの、上位機種で見るとタイガーの方が種類が豊富に揃っています。また、タイガーには自立式で縦型収納ができる機種が多く、省スペースで収納できるのはおすすめポイントです。

ただし、象印にもスタンドに立てて置ける商品があるので、収納に関してはそこまで大きな差はありません。コード長では若干象印の方が短いものの、2.5mはあるので不自由さは感じにくいです。

人気メーカーとして知られる両者を比較すると、性能ではそこまで大きな差はありません。下記に解説する選び方も参考にして、自分が欲しいと思う機能が搭載された商品を選んでください。

ホットプレートの熱源は、電気・ガス・IHの3種類があります。一般的な電気は長時間の焼き物料理に適しておりプレートの種類も豊富で、さまざまな調理に対応可能です。

ガスは直火の高火力で表面に焦げ目をつける調理に向いており、お好み焼きやたこ焼きの食感をパリっと仕上げます。最初にプレートを取り外し、普通のガスコンロにかけられるタイプもあり、ホットプレートでじっくり焼く前の下ごしらえを手早く済ませられるのがポイントです。

IHはホットプレートであると同時に、鍋やフライパンをかけられる電磁調理器でもあります。IHコンロとホットプレートが1つになっており、1台でフライパン・鍋料理から直接食材をのせる焼き物までこなすので、省スペースのキッチンやダイニングに適しているタイプです。

一般的なプレートの種類は、平型・波型・穴あき・たこ焼きの4種類あります。平型は何でも焼ける基本の形で、肉・魚・麺類・野菜など食材を選ばずに使えます。表面が凸凹している波型は、焼き肉の油をしっかり落とせるヘルシーなプレートです。

また、穴あきは波型よりさらに油をしっかり落とせるプレートで、油がプレートの下へ流れるため煙も出にくくなります。たこ焼き器はたこ焼きはもちろん、アヒージョ用のプレートとして一般的になっており、ホットプレートならではのパーティー料理の幅を広げたい方におすすめです。

ホットプレートは、火力で選ぶのも重要なポイントです。ホットプレートの特徴として、消費電力が大きくなると火力も強くなるため、作れる料理の幅も広がります。火力が強いタイプは食材が焼き上がるスピードも早く、予熱なども素早く行えるため、時短を求める方に最適です。

しかし、高火力であればあるほど焦げのにおいなどが強くなります。高火力のホットプレートを使用する際は、におい対策などを行った上で調理しましょう。

ホットプレートは、ダイニングテーブルの上に置いて邪魔にならないサイズであることがポイントです。最近はA4サイズのプレートのような、省スペースにも置きやすい商品があり、ホットプレートをより身近に活用できるものが増えています。

また、プレートの形も大事です。一般的なプレートは長方形ですが、深鍋型のグリル鍋も便利です。深さがあると水炊き・すき焼き・ピラフなど水分が必要な調理もホットプレートでおこなえるため、卓上料理のメニューが増えるのも魅力です。

ホットプレートは調理家電ですので、衛生面を考慮し洗いやすいタイプを選ぶのがおすすめです。本体からプレート部分を取り外せるタイプなら、プレートを洗いやすいだけでなく、本体を水に濡らす心配なくお手入れができます。

また、ホットプレートを頻繁に使用しない場合は収納時に困らないように、一つにまとめられるタイプや専用のケースが付いているタイプなどを選びましょう。

ホットプレートについての情報がありすぎて、自分に合う商品を見つけにくい方も多いですよね。そんなときには自分のこだわりポイントに注目しましょう。

「煙が出ない」「焼き肉が美味しく焼ける」「たこ焼きにこだわりがある」「直火対応」など、どうしても外せない1点を深く調べて納得のいくものを選んでください。実際購入した後の満足感が高くなり、快適に使い続けられます。

ホットプレートの消費電力は、W(ワット)で表します。一般的なホットプレートは1,200〜1,400W、小型であれば700W前後の製品が多いです。もちろん強火にするほど電力も使い、1時間の平均使用電力は約30円ほどになります。また、ホットプレートのサイズが大きいほど消費電力も高くなるのが特徴です。

ホットプレートのメーカーについて紹介しました。どのメーカーも他社にない特徴があるので、その傾向を押さえて自分に合う商品を見つける参考にしましょう。YouTuberのようなレビュアーが実際に使っている様子を見るのも、使いやすさが分かるのでおすすめです。